向日葵のステンドグラス・デザイン画
向日葵のステンドグラスの制作開始。
デザイン画のガラス割りを整理しディテールを描き加えて
着彩原寸図をそのままガラスカット用の型紙にしています
花びらと、バックのガラス少々、
カットされたガラスはカッパーフォイルを巻いて
ガラスカットが少し進みました
オプチュールのジュエルも使っています。
葉っぱは未だ、
背景のクリアーとブルーを残し
色当てが進みました。
ひまわりの花と葉は
オパールセントグラスを主体に選んでいます
茎の緑はフィッシャーのオパック
背景はアンティークグラスと一部にフラクチャー
葉のガラスを選ぶ時 苦慮するのは、
どのメーカーも透明感の有る綺麗な緑のガラスが少ない事
ライトボックス上に切り上がったガラスピース
カッパーフォイルも巻き上がり
組紙に形を確認しながら移動して、補強用の真鍮フラットバーを
ガラスピースの間に仕込んで、これから半田付け
表半田が終了したらステンドグラスの周囲に見付15ミリの真鍮枠を取り付け、
厚みのあるジュエルを使っているのでスペーサーをかまして裏返し、裏半田も完了。
パワフルな半田ゴテのおかげでハンダ流しの時間も短縮でき、
作業が格段と楽になりました。
仕上がった向日葵のステンドグラスパネル
背景の透明感の有るガラスとオパールセント系の花、葉
重なりあった向日葵も透明感の有るガラス、不透明なガラスの組み合わせで
空気遠近法的な手法でモティーフの花が浮き上がって見えるような表現、
葉の一枚一枚も あえて色味の違うガラスを組み合わせています。