Tag: Repair・修復

  • 大破したステンドグラスの修理・その壱

    大破したステンドグラスの修理・その壱

    Stainedglass_kera_02

    15年ほど前に納品させて頂いた階段室のステンドグラスが、、、大破!!
    メールで写真が添付されてきました。

    外国からのお客様が階段を踏み外し転落、ステンドグラスに体当たりされたそうです
    日本人の体格ならば肩や肘は届かない位置に設置されていますが
    2メートルもの身長がある方だったので、肘がステンドグラスに当たり
    全体重が掛かってステンドグラスが大破という結果になりました。

    幸い、怪我をすること無く帰国されたようで 不幸中の幸いでした。

     

    Stainedglass_kera_01

    ステンドグラスは6ミリ厚のベベルグラスと
    比較的大きなサイズのガラスピースの大部分が破損しています。
    パネルは大きく膨らんでいますが
    真鍮のフラットバーを仕込んで補強しているため
    ハンダが破断している箇所はありません。
    お施主様は修理ができなければ作り直して欲しいとおっしゃっていますが
    極力、修理する方向で作業を進めたい。

     

    20140817_Repair_kera_01

    このステンドグラスの原寸図は保管していないので
    現物のデザインラインをトレースする必要があり
    湾曲したパネルをフラットな状態まで戻すのに
    飛び出したガラスピースの除去作業をします。

    ああ、在庫のないオプチュールのガラスが割れている

     

    20140817_Repair_kera_02

    粗方、歪がとれた状態。

     

    20140817_Repair_kera_03

    今回のケースは破損したガラスが広範囲に渡っているので
    トレーシングペーパーでラインをトレースしておきます

    通常、数ピースの破損したガラスを交換するケースであれば
    こうのような作業は必要がないと思うのですが

     

    20140817_Repair_kera_04

    トーレージングペーパーを上質紙で裏打ちしておきます。

     

    20140817_Repair_kera_05

    割れたガラスを慎重に撤去。
    ベベルガラスは厚いので割って除去する事が出来きず
    取り外しに時間がかかりました。

     

    20140817_Repair_kera_06

    ガラスを外した後には補強のフラットバーが残っています
    修理にはチョット時間がかかりそうです。
    今日はここまで。

    V’s

     

  • ガラスの魚・復活の日

    ガラスの魚・復活の日

    20140629-fish_001どこかの水族館で買ったオミヤゲのフュージンググラスのお魚だそうです
    割ってしまったので同じようなものを作って欲しいというお客様が来店されました。

    20140629-fish_02思い出のある品物の様なので
    新しく作るよりも、再生、復活させようと
    ガラスを一部切り取り、切り取ったガラスももれなく使用、
    若干細身の魚になってしまいますが、ヒレ付きで再フューズ。

    20140629-fish_03ガラスのカレットでスタンドを作って
    お魚さん、復活です。

    V’s

  • マンションの真鍮製・看板 再生!

    マンションの真鍮製・看板 再生!

    20140604_ikedayama_01
    真鍮の鋳造で作られたマンションの看板
    30年の月日でメッキや塗装の劣化が著しく、
    新規に作りなおすと諸々で30万程かかるそうで
    再生のご依頼が有りました。

    看板が躯体に固定されているので現場での作業、、、
    酸化皮膜の除去に時間がかかります。

    20140604_ikedayama_02
    バックのクロは面相筆で文字の際を塗りつぶすのが一苦労でした。
    ウレタン塗装で4回ほど時間を置いて塗装を重ねます。

    完了!

  • ダイヤモンド・ソーとリューターのオーバーホール

    ダイヤモンド・ソーとリューターのオーバーホール

    20130818_Diamond_saw ダイヤモンドソー修理
    ダイヤモンド・ソーの小さい方

    ドライブプーリーのベアリングが錆びて完全にロック状態になって使用不能に
    ステンドグラスを制作するには欠かせない工具、20年近くも使っているので無理もないか・・・
    分解してみるとベアリングがロック状態で使用していたようで、
    ドライブシャフトが2ミリほど摩耗している。
    ドライブシャフトの摩耗した部分はMayaに頼んで肉盛溶接して対処。
    最近、立て続けに周りの工具、掃除機、電気製品と故障が相次いでいます。

    ついでにプロクソンのリューターも修理しました。

    V’s

     


    ダイヤモンド・ソーと、プロクソン・リューターのオーバーホール

  • アートグラスを寸法詰め(青山ケンネル・本店)

    アートグラスを寸法詰め(青山ケンネル・本店)

    青山ケンネル・アートグラスの切断ライン

     

    青山ケンネル・アートグラス 無事、スッパリと切断することが出来ました

     

    青山ケンネル・本店に10年ほど前に納品したカウンタートップのアートグラスですが
    ガラスを切って寸法を半分ほどにして欲しいとのご依頼が有りました
    受付のリフォームに伴い、カウンターのレイアウトとサイズを変える事になった様です。

    10年の時間を経てガラストップにはアチコチ傷が付いていたり、
    経年変化有りですが、引き続きお使い頂けるとは、有難い限りです。

    V’s

     


    アートグラスのサイズを小さく変更(青山ケンネル・本店)

     

    01.
    青山ケンネル・本店で10年間 お使い頂いたアートグラス
    寸法詰めの為、一時里帰り。

    02.
    ほぼ真ん中の此のラインで切断します、サンドブラスト加工有り、
    ベベルドグラスやフューズドグラスを接着していたりと、少々厄介です。

    03.
    無事、スッパリと切断することが出来ました。

    04.
    切断面、コバを丁寧にラウンド研磨してツヤ出し、終了!

     

     

  • サンドブラストのフットバルブ分解修理

    サンドブラストのフットバルブ分解修理

    サンドブラスト・フットバルブ 分解修理 20130518_145248
    ステンドグラスやガラスのエッチングに活躍してくれているのだが
    此の所、ノズルから研磨材が漏れるようになったので
    直圧サンドブラストのフットバルブを分解。

    サンドブラスト・フットバルブ 分解修理 ゴムシート交換 20130518_151728
    フットバルブのゴムが研磨材で削られ傷ついています
    プラスティックのバルブ本体も研磨剤で削られて若干変形しているのでサンダーで修正。

    サンドブラストの処理時間短縮に、、研磨力の有るデンシックを使っているため
    ボロンノズルの摩耗もアルミナよりも損傷が激しい様です。

    交換部品でストックしていたゴムシートは交換前のものに比べ
    柔軟性が有り、交換後の感触は良好。

    V’s

  • フクロウのステンドグラス(久永真也作)修復・完成

    フクロウのステンドグラス(久永真也作)修復・完成

    フクロウのステンドグラス修復・パネル完成
    久永真也作・フクロウの絵付けステンドグラスの修復パネル完成しました。
    制作風景をHPに更新しました。
    画像をクリックで、詳細ページに移動します。

     

  • フクロウのステンドグラス(久永真也 作)・修復 其の壱

    フクロウのステンドグラス(久永真也 作)・修復 其の壱

    久永真也作・フクロウのステンドグラス 修復、其壱 手慣れた筆さばきの味わいの有る絵付け
    久永真也(1990作) フクロウのステンドグラスの修復
    サイズは140 x 600程度の小さなパネルです。

    メインとなるフクロウ部分のガラスが大きく割れています
    他に、破損しているガラスが4枚程。
    非常に手慣れた味わいのあるグリザイユ絵付けです。

    取り敢えずパネルをトレースしてから、分解してみます。

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