木蓮と藤のステンドグラス
3枚目のパネルもガラスカットが終わりました!
背景のクリアーガラスにシルバーステインでアクセント付けしてます
カッパーフォイル巻きもほとんど終わり
良い感じに仕上がりそうです。
V’s
木蓮と藤のステンドグラス
3枚目のパネルもガラスカットが終わりました!
背景のクリアーガラスにシルバーステインでアクセント付けしてます
カッパーフォイル巻きもほとんど終わり
良い感じに仕上がりそうです。
V’s
15年ほど前に納品させて頂いた階段室のステンドグラスが、、、大破!!
メールで写真が添付されてきました。
外国からのお客様が階段を踏み外し転落、ステンドグラスに体当たりされたそうです
日本人の体格ならば肩や肘は届かない位置に設置されていますが
2メートルもの身長がある方だったので、肘がステンドグラスに当たり
全体重が掛かってステンドグラスが大破という結果になりました。
幸い、怪我をすること無く帰国されたようで 不幸中の幸いでした。
ステンドグラスは6ミリ厚のベベルグラスと
比較的大きなサイズのガラスピースの大部分が破損しています。
パネルは大きく膨らんでいますが
真鍮のフラットバーを仕込んで補強しているため
ハンダが破断している箇所はありません。
お施主様は修理ができなければ作り直して欲しいとおっしゃっていますが
極力、修理する方向で作業を進めたい。
このステンドグラスの原寸図は保管していないので
現物のデザインラインをトレースする必要があり
湾曲したパネルをフラットな状態まで戻すのに
飛び出したガラスピースの除去作業をします。
ああ、在庫のないオプチュールのガラスが割れている
粗方、歪がとれた状態。
今回のケースは破損したガラスが広範囲に渡っているので
トレーシングペーパーでラインをトレースしておきます
通常、数ピースの破損したガラスを交換するケースであれば
こうのような作業は必要がないと思うのですが
トーレージングペーパーを上質紙で裏打ちしておきます。
割れたガラスを慎重に撤去。
ベベルガラスは厚いので割って除去する事が出来きず
取り外しに時間がかかりました。
ガラスを外した後には補強のフラットバーが残っています
修理にはチョット時間がかかりそうです。
今日はここまで。
V’s
木蓮と藤のステンドグラス
藤のガラスもほぼカットし終わって
背景のガラスを切り進んでいます。
現場に設置すると取り付け場所が高い位置
空しか見えない環境なので クリアー色のガラスは
テクスチャーの強弱、サンドブラスト加工
そして、シルバーステインの焼付けなどで変化をもたせ
モクレンは一輪一輪、表情を変えてガラスを選んでいます
花の形は実際にはこんな形状では無いだろうというような
個性的なデザインをあえてしています。
ガラスカットし終わったピースは
形状を再確認してからカッパーフォイルを巻いてもらっています。
V’s
木蓮と藤のステンドグラス
ガラスピース数が多く、作業が進みません。
デザインとの印象の違いが生じないように
型紙自体に色が付いているため、
ガラスカットの進捗状況が一見して分かりにくいのがデメリット?
背景のガラスを切れば 進んだ感は有るのでしょうが
暫く、我慢、我慢、
V’s
木蓮と藤のステンドグラスパネル ガラスカット用の型紙作り
3窓で一組のデザインの内、真ん中のパネル
このパネルだけで700ピース超え、
3パネルで2000ピースにも成ってしまいます。
エアコンをフル稼働させても紙が湿気っていて
頻繁にカッターの刃を交換しないと千切れてしまう、、、
V’s
藤と木蓮のステンドグラス
3枚組の内、左と中央のパネル 原寸大に拡大
これを元に、ガラスカットラインを修正し型紙を作成します。
もう一組、拡大中のステンドグラス紫陽花の原寸図
上に乗っているのは
ハンドメイドの直角定規
製図する際、パネルの組み立ての際には
直角を確認するのに便利、欠かせないツールです。
向日葵のパネルは、早く仲間が来ないかとボックス内でお待ちかね。
V’s
向日葵のステンドグラス
ライトボックス上に切り上がったガラスピース
カッパーフォイルも巻き上がり
組紙に形を確認しながら移動して、補強用の真鍮フラットバーを
ガラスピースの間に仕込んで、これから半田付け
表半田が終了したらステンドグラスの周囲に見付15ミリの真鍮枠を取り付け、
厚みのあるジュエルを使っているのでスペーサーをかまして裏返し、裏半田も完了。
パワフルな半田ゴテのおかげでハンダ流しの時間も短縮でき、
作業が格段と楽になりました。
今まではセラミックヒーターの半田ゴテを3本ほど温めて交互に使っていました。
仕上がった向日葵のステンドグラスパネル
背景の透明感の有るガラスとオパールセント系の花、葉
重なりあった向日葵も透明感の有るガラス、不透明なガラスの組み合わせで
空気遠近法的な手法でモティーフの花が浮き上がって見えるような表現、
葉の一枚一枚も あえて色味の違うガラスを組み合わせています。
ハンダの古色仕上げは未だだが、ようやく25枚中の1枚目が完成
1000ピースに近いパネルも数多く まだスタート地点。
V’s
どこかの水族館で買ったオミヤゲのフュージンググラスのお魚だそうです
割ってしまったので同じようなものを作って欲しいというお客様が来店されました。
思い出のある品物の様なので
新しく作るよりも、再生、復活させようと
ガラスを一部切り取り、切り取ったガラスももれなく使用、
若干細身の魚になってしまいますが、ヒレ付きで再フューズ。
ガラスのカレットでスタンドを作って
お魚さん、復活です。
V’s