ここが東京藝術大学鍛金研究室の「絞り場」です。
残り約3ヶ月、私の修了制作の仕事場になります。
大小、形状ともに多様な当金(あてがね)という金床や、それを固定するための欅(けやき)製の木台、
溶接機など様々な工具があります。ここは非鉄金属の作業場。この部屋の奥に鍛造場があります。
この写真を撮っている位置に畳部屋があります。そこが私の修了制作拠点となります。
その畳部屋にある神棚・鞴(ふいご)の神様を奉っています。
鞴は火を起こすのに使う空気を送る道具。
火を使う金属工芸の世界では全国的に奉られており、11月8日には鞴祭を行います。
この真下で作業しているとなんだか守られている気がします。